NEWS / PICK UP

大分中津にあった文化サロン、純喫茶「珈琲 新マシュマロ。」の焙煎技術を継承致しました。

大分県中津市にから全国のコーヒーファンを魅了した伝説的名店「新マシュマロ。」

CAFE  LA RUCHEは、その「新マシュマロ。」から日本に3台しか現存しないドイツ製の焙煎機“CORONA NOVA” ゴットホット社 を譲り受け、技術、伝統、そしてコーヒーへの情熱を継承致しました。

九州のロースターショップの先駆け。そして生きる伝説とも呼ばれる豊永泰弘氏率いる、自家焙煎珈琲店が多くのファンに惜しまれながら、2019年、47年の歴史に終止符を打ちました。

実は以前、由布院で新マシュマロの2号店として「カフェボンボヤージュ!」を約20年間経営していた豊永氏。(「カフェボンボヤージュ」は、その後、お弟子さんに暖簾分けして、現在も場所を変え営業中)

約20年間「カフェボンボヤージュ」の自家焙煎した豆を長年使ってきたCAFE LA RUCHEの伊藤剛好は、自身も生粋のコーヒー好き。閉店する新マシュマロの話を耳にした伊藤は豊永マスターの元を訪れ直談判しました。

「新マシュマロの味は後世に残していくべきものです」。そして週に一度由布院から中津へ半年間通い、マスターから焙煎の技術を教わりました。焙煎機を由布院へ移した今でもマスターに月に一度焙煎に立ち会ってもらい、日々焙煎家としての腕を磨いています。

豊永マスター独自の熟練技術が大分県中津から湯布院のCAFE LA RUCHEへと受け継がれることになりました。

オリジナル家具で統一された洗練された店内

セレクトされた美しい食器が並ぶカウンターバック

プロバット社(ドイツ)のサンプルロースター