【内容】
ジャーマンロースト・フレンチロースト・イタリアンロースト
生豆生産国:ブラジル、コロンビア、ホンジュラス
内容量:600g(200g×3セット)
賞味期限:賞味期限が1ヶ月以上の物を送らせて頂きます。
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<自家焙煎珈琲のこと>
大分中津にあった文化サロン、純喫茶「珈琲 新マシュマロ。」の焙煎技術を継承致しました。
大分県中津市にから全国のコーヒーファンを魅了した伝説的名店「新マシュマロ。」CAFE LA RUCHEは、その「新マシュマロ。」から日本に3台しか現存しないドイツ製の焙煎機“CORONA NOVA” ゴットホット社 を譲り受け、技術、伝統、そしてコーヒーへの情熱を継承致しました。
九州のロースターショップの先駆け。そして生きる伝説とも呼ばれる豊永泰弘氏率いる、自家焙煎珈琲店が多くのファンに惜しまれながら、2019年、47年の歴史に終止符を打ちました。
実は以前、由布院で新マシュマロの2号店として「カフェボンボヤージュ!」を約20年間経営していた豊永氏。(「カフェボンボヤージュ」は、その後、お弟子さんに暖簾分けして、現在も場所を変え営業中)約20年間「カフェボンボヤージュ」の自家焙煎した豆を長年使ってきたCAFE LA RUCHEの伊藤剛好は、自身も生粋のコーヒー好き。閉店する新マシュマロの話を耳にした伊藤は豊永マスターの元を訪れ直談判しました。
「新マシュマロの味は後世に残していくべきものです」。そして週に一度由布院から中津へ半年間通い、マスターから焙煎の技術を教わりました。焙煎機を由布院へ移した今でもマスターに月に一度焙煎に立ち会ってもらい、日々焙煎家としての腕を磨いています。
豊永マスター独自の熟練技術が大分県中津から湯布院のCAFE LA RUCHEへと受け継がれることになりました。
<焙煎機のこと>
「CORONA NOVA」は、ゴットホット社(ドイツ)の製品です。この焙煎機は当時の日本では、大手珈琲メーカー2社(2台)のみの取り扱いしかなく、その為、新マショマロ。豊永氏がドイツ本国へ自ら赴き、交渉して輸入しました。現在日本には3台しか現存していないと言われています。どんな分野でもビンテージ機はとにかく重くてでかい。ご多分に漏れずCORONA NOVAも堂々たる佇まい。しかしそれとは裏腹に繊細。焙煎の要であるガス圧は場所を変えると調子が変り、再調整するだけでも経験と知識が必要です。しかも当然のように操作はすべてマニュアルです。ではなぜこの焙煎機にこだわるのか。それを押して余りある価値、すなわちこの「CORONA NOVA」でしか焙煎できない豆があるからにほかなりません。